今回の記事は独断と偏見もありますが、英語が全くできない状況で留学した私がある程度できるようになった後に、当時を振り返って思ったことを伝えたいと思います。
その内容とは、“留学したてのあなたに発音や文法は重要なのか?”という問いに関するものです。
ネイティヴな発音
多くの人が映画や海外ドラマに出てくる外国人俳優の流暢な発音に憧れることでしょう。
そのことからフィリピンやオーストラリアよりもカナダやアメリカ、そしてイギリス留学がいいのではと思うかもしれません。
もちろん発音は国によって様々で、ずっと居ればその地域の発音を身につけたり、特に聞き取りやすくなったりします。
しかし、もしあなたが全くの英語初学者であった場合、最初にあなたが留学で参加した語学学校では、ネイティヴとはほど遠い、あなたと同レベルの英語力をもつクラスに割り当てられます。
そして、クラスは中東、南米、ヨーロッパ、アジアと世界中からの生徒で構成されている可能性が大いにあります。
英語初心者であるあなたは、学校の外でネイティヴと英会話するよりも、クラスでこのような世界中の生徒達と触れ合う時間の方が長くなります。
この時、あまりにも発音を意識して単語が出なくなり、クラスで沈黙してしまっている日本人を多くみかけます。
しかし、他の生徒もネイティヴではありません。あなたも思い切って間違ってもいいから、単語をどんどん声に出していきましょう。
アメリカの北と南でも発音が違うのだから、正しい発音なんてありません。
“通じる発音”を知ることが大切です。
そのためには、何度も声に出すことで通じるのか、通じないのか、を自分で見極めていく必要があります。
正しい文法
さて、発音について考えてきましたが、文法はどうでしょうか?
英語初心者のあなたにとって、文法こそ気にしなくていいです。
日本の学校や受験期には文法を事細かく勉強させられますよね。
でも、それが留学したてのあなたに役立つでしょうか?もちろん文法ができて損はないですが、買い物など日常生活や語学学校での交流では、読み書きよりも、聞く話すの方が必要になってきます。
日本人は、頭の中で正しい文法で文章を組み立ててから話そうとする傾向が多くみられます。
その結果、会話のスピードが非常に遅くなり、結局何も伝えられないということに陥りやすいです。
同じ初学者であっても、中米や南米の学生は限られた単語とめちゃくちゃな文法でマシンガントークをしてきます。
それでも、英語初学者のあなたにとってはペラペラだと思い込んでしまうことが多々あります。その結果、同レベルのクラスなのにこんなにも英語力に差があるのかと落ち込んでしまうかもしれません。
しかし、それは勘違いです!
発音と同じで間違っていても伝わればいいのです。最初はあまり考えずに思い切って単語を並べるだけでもいいです。それでも伝わるものです。
まとめ
英語初心者の留学(起業留学)したてのあなたへ伝えたいメッセージは、”ネイティヴの発音も正しい文法も必要ない”ということです。
それよりも、「伝わる発音と文法」でコミュニケーションが可能になります。
間違っていても伝わる喜びを知るのが英語上達の第一歩です!
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