大家さん向け!外国人入居者を受け入れるために必要な3つの事

最近観光客も増えましたが、日本に仕事に来る方・留学に来る方・移住する方がかなり増えています。

日本の人口が減っている今、大家さんにとって自分の物件が空室にならないかとか、空室になっても新しい入居者が入るのかとかの不安が出てきますね。

その打開策として、外国人の入居者を受け入れることです。

 

私が外国人の方の賃貸物件を探していると、かなりの確率で外国人はダメですと言われることがほとんどです。

僕の肌感覚で、物件確認10件して3件は外国人OK。でも、その3件のうち2件は日本語しゃべれないとダメと言われてしまいます。

いつもそこでイライラしてます。笑

その時点でダメと言ってくれるならまだしも、申し込んだらやっぱりダメってなる件も少なくないです。腹立ちます。

ぜんぜん借りられていない物件だったら外国人もOKにすれば良いのにと思います。

ただ、オーナーさんの言い分もわからなくもない。言葉が通じずコミュニケーション取れないからというも納得できます。ましてや、オーナーさんは年配の方も多いので外国人に対しての免疫もない方が多い。

でも、この3つをクリアしていれば、外国人にあなたのお部屋を貸しても大丈夫です!ということを教えます。

 

(最低でも)英語が使える管理会社を見つける

まずは管理会社です。

ご自身で管理されている方も多いと思いますが、物件の管理は管理会社に任せるとよい部分もあります。

毎月の管理費払いたくないという方は、外国人の入居者が入ったときだけでも管理会社に任せるのはいかがでしょうか?

外国人で日本に来られる方は、母国語が英語でなくても英語が話せる方は多いです。特に仕事でこちらに来てる人。ただ、留学生やチャイナタウンとかにいる方は別です。

なので、最低でも英語が使える管理会社に任せておけば、入居者と大家さんの間に立ってコミュニケーションを取ってくれます。もちろん英語以外にも、中国語(北京語・広東語)・韓国語・ベトナム語・スペイン語等できる管理会社があれば良いですが、なかなかそういう会社は残念ながらないです。

また、緊急連絡先に必ず日本にいる日本人の方になってもらう事も重要です。

これで入居者とのコミュニケーションは取れますね。

外国人OKの保証会社を使う

次に保証会社。

ちなみに知らない方へ簡単に説明すると、保証会社は入居者が家賃を支払わなかったら代わりにあなたへ家賃を払ってくれます。家賃の保証ですね。ほかにも機能がありますが、また今度の機会に。

保証会社は外国人ダメ、日本語話せないとダメ、留学生はダメというところが多いのですが、ちゃんと家賃を支払える証明をすればOKな会社もあります。

外国人入居者の家賃も保証してくれる保証会社を探しましょう。

大手の会社がオーナーの物件だと、関連会社やパートナー企業に保証会社があってそこが外国人にも対応して頂けるところは多いのですが個人大家さんは自分で探さないといけません。

個人でも使える外国人OKな保証会社をいくつか。

 

GTNさん

https://www.gtn.co.jp/business/rent-warranty/owner/

日本セーフティーさん

http://www.nihon-safety.co.jp/

オリコフォレントインシュアさん

https://www.orico-fi.co.jp/index.html

 

まだたくさんありますが、中には連帯保証人がいないと使えないとか、やっぱり日本語でコミュニケーション取れないとという保証会社もありますが上記の会社は英語(または他の言語)でも対応してくれます。

これで、家賃が仮に未払いになっても彼らが対応してくれます。

 

しっかり入居者の情報を把握

当然のようでなかなかできていないオーナーさんは多いです。

外国人だと得に必要です。たとえ管理会社と保証会社を使っていてもです。自分のことなので。

職業・収入・緊急連絡先・使える言語・ビザの種類・滞在資格等を把握するのはもちろんですが、母国の実家の連絡先や緊急連絡先をしっかり把握しておきましょう。

もし何かあった時最終手段はそこになります。

また、その連絡先が本当に正しい情報なのか申込を受けて審査する段階で確認しましょう。管理会社や保証会社に言って確認してもらいましょう。それでも不安でしたら、ご自身で調べるのもありだと思います。

 

 

以上の3つです。

この3つをクリアできれば、外国人の方を入居者として迎え入れることも難しくないと思います。

言葉や文化の違いから不安になる事もあるかもしれませんが、実際に貸してみたら良い人でよかったという方も多く継続して外国人にも貸し出している大家さんも増えてきています。

昨今グローバル化という言葉が飛び交っていますが、不動産賃貸経営にもその波がだいぶきていますので乗り遅れないようにしましょう!!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

吉川 晃太郎

カナダのカルガリーとトロントに合計2年間滞在。英語が全くしゃべれない状態(TOEICが300点以下)で出発する。語学学校での勉強後、現地の小さな留学エージェントで働くようになる。 帰国後、1人でサッカーボールの寄付活動をフィリピンとカンボジアで行い、東南アジアの国に興味を持ち、フィリピン留学エージェントを始める。 その後、外国人向けの不動産売買や実家のお好み焼き屋で使用しているソースも販売開始。まだまだやりたい事があるので様々な事に挑戦中。