エクアドル・キトでの”起業留学”実践日記 vol.3

エクアドルで起業留学をされているTさんからレポートが届きました。

今の状況や渡航のきっかけ、今まで経験から感じた事等を書いて頂いています。

少しずつ開店に近づいているので応援よろしくお願いします!

 

渡航までの流れと目的

日本では外国人に対するビザ発行の管轄は外務省ですが、ラテンアメリカの多くの国はこれが内務省の管轄です。

在留日本大使館や領事館、日本政府の機関では内務干渉になってしまうためアドバイスは出来ても直接の手助けというのはできません。

メキシコで散々ビザの問題に触れ最終的に移住を断念した私は公的機関ができないのであればこれをサポートする民間企業を作ろうと考えました。

しかし、ビザ発行サポートだけでは需要が低く経営は困難と考え、まずは資金面での基盤として飲食店を経営する考えに至りました。

 

 

現状

現状、飲食店は9割ほど完成、開店間近となっており、ビザに関しては並行して取得手続きの進行中。

しかし、渡航直後から続いている問題点として国民性として全てがスローペース、時間を守らない、約束を反故にするといった点が多数みられビジネスとして長いビジョンを持つには難しいと言わざるを得ません。

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今後の改善・感想

今後私自身もそうですがラテンアメリカで起業を考えている方々全体に言える事だと思いますが、起業するには現地人の協力は不可欠です。

同じ立場で起業すると物事が進まなくなる可能性がとても高いです。

雇用・非雇用(現地人を雇う)形にするか出資に格差をつける等の形を取るのがベストだと思います。

まずは現地の物価を調べそこから資金を用意、改めての渡航というのがベストではないかと感じました。

今後私自身も移民サポートという本来の目標に向かって動き始めるわけですが、どこかで仕切りを設け、今回開店する飲食店とは別物とし前述したような形式を取りたいと考えています。

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主観

あくまで個人的な主観ではありますが、目的・目標が明確でないうちは海外起業には手を出さず、計画を練る事に専念するのがいいと思います。

目標・目的・なぜその国なのか、直観も大事だと思います。一度観光に訪れビビビッと来ることもあると思います。

ただ漠然とした状態で渡航を行うと潰されてしまうケースが多いのではないかと思います。

私は今回渡航先の国に対する魅力、思い入れがほとんどない状態で渡航した為こういった事を痛感しました。

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まとめ

当たり前の事ですが、勢いでやって良い事と悪い事があるりますし、海外でやる場合日本で起業するより何倍も準備が必要となってきます。

準備しても、予定通りにいかないのが当たり前なので強い気持ちも重要ですよね。

また、Tさんは運よく日本人のパートナーを見つける事ができました。

やはり日本人のパートナーが1人いるだけで、気持ちの面でもちがいますしスピードも変わってきますね。

開店するのが待ち遠しいですね!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

吉川 晃太郎

カナダのカルガリーとトロントに合計2年間滞在。英語が全くしゃべれない状態(TOEICが300点以下)で出発する。語学学校での勉強後、現地の小さな留学エージェントで働くようになる。 帰国後、1人でサッカーボールの寄付活動をフィリピンとカンボジアで行い、東南アジアの国に興味を持ち、フィリピン留学エージェントを始める。 その後、外国人向けの不動産売買や実家のお好み焼き屋で使用しているソースも販売開始。まだまだやりたい事があるので様々な事に挑戦中。