海外出店の難しさ。海外で出店する際に気をつけることとは?

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昨日、ニューヨークに店舗を構えようとしている企業のお話を伺いました。

帰宅後もし、自分の店舗(平凡)が海外に出店すると・・・とか考えちゃいました。

考えるとニヤニヤしてきましたが、それと同時に大変さが想像するだけでたくさん出てきて疲れちゃいました。笑

自分で海外出店した経験のない私が、考えただけでこれだけ出てくるのだから、実際にそうなると5倍くらい大変なんだろうなーと。

感想に近い記事です。

 

準備

 

単純にどのくらい期間時間かかってますか?

との質問に、1〜2年今のところかかっていて後は物件が決まれば3〜4ヶ月でオープンできるとの事でした。

初めてだからそのくらいかかっているのかな?でもそのくらいやっぱりかかっちゃうよなと。トランプさんに変わった時期もかぶってるし。

現地の士業の方を見つけるのも大変そうですね。英語ができる人が社内にいても、なかなか現地の方に頼むのはちょっと気が引けるので、現地にいる日本人の士業の方々で実績のある方を探さないといけません。

法人を作る場合や従業員のビザ発行等に直接関わってきますし。

また、国によっては必要ないと思いますが、現地の”信頼・信用できる”パートナーを見つけないといけませんね。

そう考えると、現地の日本人コミュニティーにうまく入って様々な情報を手に入れたり、協力してくれる人達を見つけることが大変重要だなと感じました。

費用についてですが、出店場所が決まる前ですでに1店舗日本で出店できるくらい費用がかかっているようです。ニューヨークだから他の国や地域に比べてかかっているのかもしれませんね。

 

出店場所(店舗)選びも聞いてると日本に比べるともしかしたら大変なのかなと思っちゃいます。それはその国で慣れていないのでしょうがないのか。

街の中心でも平気で築100年くらいの物件があり、内装の規制が思ったよりも多かったり配管関係が全くいじれなかったり。

ビル(区分)のオーナーも個人や法人ではなく、国や州だったりして審査が前者よりも厳しかったりもします。

これにプラスして、日本んで出店するときのようにそのエリアや動線などを考慮して物件選びをしないといけない事を考えると物件決まるまでものすごく長期戦になる事は覚悟しないといけませんね。

 

飲食店だと、食材の確保も重要なポイントです。

コストの面もそうですが、良い質の物を提供してくれるパートナー探しも苦労しそう。弊社の店舗(平凡)で考えるとまず海外では同じ味を表現できないだろうと思ってしまいます。まあ同じにする必要はないと思いますし、材料が変われば同じ物作れるはずがありませんしね。

この点も情報勝負みたいなところはあるので、やはり現地の日本人コミュニティとの関わり方が重要になってきますね。

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日本ブランド

 

「日本=高品質・良いサービス」のように海外では認識されています。

なので、お客様はそのつもりで来店してくるでしょう。

これは良い事でもあるのですが、逆にマイナスな面もあるんじゃないかなと思います。

その期待に応えないといけないというプレッシャーもあるし、期待されている分お客様の期待値を超えなければすぐに

「あそこは本当に日本の企業(店)か?」とか「日本で行った店とは違う」とか言われてしまいます。

そういわれるようになれば、そこから巻き返すことは大変ですね。

 

「日本=高品質・良いサービス」となれば値段もそれなりの物にしないとと言う風になります。

日本のファーストフードにも安くて美味しいものがいっぱいあります。

安くて良い物ってすごく需要ありそうだしみんな大好きな響きです。が、それを日本の企業がやるとどうでしょうか?

絶対にうまくいかないとは言いきれないのですが、「日本=高品質・良いサービス」のイメージが強いとすごく難しいのではないのかなと考えてしまいます。

 

ターゲット層にもよりますが、どちらかと言うと「日本=高品質・良いサービス」に「高級」と言うイメージも持っている地域やターゲットだと少しやりやすくなるのかな。

また、日本式のサービスを現地の従業員の方にすりこむ事も大変ですね。これは次のローカライズの項目で書こうと思っていますが、日本式のサービスを期待してくるお客様をがっかりさせないようなサービスを教える必要があります。それを実践してもらわないと・・・。

でも、一番最悪なのは日本から送った従業員が、ここは外国だからこの程度でいいだろうとなっちゃうことじゃないかなと思います。

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ローカライズ

 

前項目での日本のサービスを!本物の日本を!というのも良いのですが、

やはり”郷に入れば郷に従え”です。

先ほどの日本式のサービスを現地の方に教育するのも良いのですが、国によってはそのサービスが過剰なサービスになってしまいます。

そのような商文化の方に、その教育をすると従業員のモチベーション等に影響してきて良いパフォーマンスをしてくれないかもしれません。

商品のローカライズもそうなんですが、このように働き方や教育のローカライズもすごく重要ですね。

 

商品のローカライズですが、飲食店だったら現地の人の好みに合わせたり、家具だったら現地の人が欲しがる大きさや昨日の物を考えないといけなかったりと大変な仕事です。

カリフォルニアロールの地位までいくものを作り上げれれば良いのですがなかなか難しいですね。

膨大なマーケティングとリサーチが必要なのかなーと考えてしまいますよね。

やはり、その地域に一度住んでみて現地の友達を作る事が早道なのかな。でもそんな時間と経費はもったいないって考えちゃうのか。。。

 

お店の作りやデザインも。

日本だとこのデザインの看板だけどこっちじゃうけないとか、日本だと1人用の席が多いがこっちだと1人で来店なんてありえないからテーブル席かとか考えてしまいますよね。

私の知人で、バンコクにある某日本のファーストフード店の全店舗の内装のデザインをされている方がいますが、彼が言うには日本の店舗と現地の店舗の内装はぜんぜん違うが、日本に来てその店舗に行って勉強してると言われていました。

やはり企業によってこのデザインは海外にも持っていきたいとかあるようです。それに対して現地人の彼の意見を取り入れたりと。その辺の意見の食い違いはよくあるようです。

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人種問題

 

大きな都市になればなるほど人種問題が大きく影響してきます。

移民が多い地域だと尚更です。

 

どうしても白人が一番となっている地域がまだまだ多く、そんなところにアジア人の私たちが出したお店があると街から浮いてしまう場合もあります。

「日本」というブランドがあるので最近はそんな事も減ってはきていますが。。

白人は白人でまとまりますし、黒人は黒人でまとまります。アジア人もそうです。逆に言うと、白人が集まるところに黒人やアジア人は行かないですし行きにくいです。

それは、私がカナダで留学していた時にも感じた事があります。

お互いをけなす言葉もありますしね。

私がヨーロッパ人チームの一員として出場していたサッカーの試合で、相手が韓国人チームだった時はアジア人に対しての侮辱がすごかったです。笑

「俺もアジア人なんだけど」というと「お前は違う」って、なんなんだと思った記憶があります。

 

それがどう海外出店に関係するかと言うと、黒人が出したお店には白人は行きません(行きにくい)し、アジア人が出した安さを売りにしているお店に白人は行きません(行きにくい)。

なので、この地域には日本人が多い・アジア人が多いという地域の方が出店はしやすいかもしれません。

逆に言えば、アジア人(特に数の多い中国人)を囲い込めば商売が成り立つ可能性があります。

これもターゲットやテーマによって変わってきますが。。

何も、違う人種が多い地域に出店して、違う人種をメインターゲットにしなくてもいいじゃないかなと思ってしまいます。完全アウェーの地域に行かなくてもいいじゃないかな。イタリア人街の中に韓国料理屋・中華料理屋・和食屋があると変ですよね。

でも、海外に行くとチャイナタウンやコリアンタウンに和食屋はあります。

そんな感じで、気にはしたくないですが私たちが思っているより人種問題はビジネスと深く関わりがあります。

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まとめ

 

今回は某企業のニューヨーク出店の話を聞いて自分なりの感想や考え方を書いた記事です。

私も5年ぐらい前に2回ニューヨークに行って、いろんな方とお話をさせて頂いただきました。ニューヨークでビジネスをする事って外国人にとってそんなに難しい事なのかーとその時は単純に思っていましたが、今回は生の声を聞けて何がどう難しくて大変なのか少しわかった気がします。もちろんニューヨークに限らずどこの国のどの街でも出店する事は難しいと思います。

ただ、そんな大変そうな話を聞いて一番出てきた気持ちは羨ましいなという感情でした。

自分も早くそこまで行きたい。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

吉川 晃太郎

カナダのカルガリーとトロントに合計2年間滞在。英語が全くしゃべれない状態(TOEICが300点以下)で出発する。語学学校での勉強後、現地の小さな留学エージェントで働くようになる。 帰国後、1人でサッカーボールの寄付活動をフィリピンとカンボジアで行い、東南アジアの国に興味を持ち、フィリピン留学エージェントを始める。 その後、外国人向けの不動産売買や実家のお好み焼き屋で使用しているソースも販売開始。まだまだやりたい事があるので様々な事に挑戦中。